群	属	グループ	産地	生	茎	日	温	根	植	公開
大	シンビジウム	シンビジウム（小型・下垂）	亜	地	複	直	５	強	バ	2009.2.26
大		大型	亜	地	複	直	10	強	バ	2009.2.26
続	グラマトフィラム

続	デンドロビウム	キンギアナム・大明石斛（デンドロビウム）	豪	着	複	直	５	強	石
大		ノビル／セッコク交配種	亜	着	複	直	５	強
		デンドロビウム（ノビル系）	亜	着	複	直	５	強
続		デンファレ・ミニデンファレ					15		コ	2009.3.24
続		フォーミディブル								2010


新	オンシジウム	オンシジウム（薄葉系）	米	着	複	遮	10	中	バ

	交配種	イオノシジウム
新	ジゴペタラム	ジゴペタラム・ジゴニシア	米	着	複	遮	10	中	バ	2009.2

大	カトレヤ	カトレヤ・ミニカトレア原種カトレヤ交配種ミニカトレア交配種	米	着	複	遮	10	中	バ
新		エピデンドラム（長茎・ラディカンス系）	米	着	複	薄	10	強	バ

大	パフィオペディルム	パフィオペディルム（青葉・冬咲き）斑入り葉系	亜	地	複	弱	10	中	石

大	コチョウラン	原種交配種ミニコチョウランドリティノプシス	亜	着	単	弱	15	弱	バ

新	バンダ	西洋フウラン（アスコフィネティア）	亜	着	単	薄	10	強	コ
新		バンダ原種・交配種バンダ類（アスコセントラム、エリディス、リンコスティリスなど）属間交配種	亜	着	単	遮	15	中	＊コ	2009.7.4

新	セロジネ		亜	着	複	遮	10	中	バ
続	デンドロキラム
山	ミルトニア
山	オドントグロッサム
山		リカステ
山		ソフロニティス
山		マスデバリア	米	着	複	弱	10	中	バ	2009.5.2

先頭の大は５大属、シンビジウム、デンドロビウム、カトレヤ、ファレノプシス（コチョウラン）、パフィオペディルム
新は新五属（仮称）で、園芸店で良く見かける、オンシジウム、バンダ、セロジネ、ジゴペタラム、エピデンドラム
続は続五属（仮称）で、花物として普及しているデンファレ（＋フォーミディブル）、キンギアナム（＋大明石斛）、ミニバンダ、グラマトフィラム、デンドロキラム
山は高山種・山野草（暑さに弱く一部を除き一般向きでない）、ミルトニア、オドントグロッサム、リカステ、ソフロニティス、マスデバリア
産地の米はアメリカ大陸、亜はアジア・オセアニア、着は着生、地は地生、複は複茎、単は単茎、直は直射日光可、薄は強光・高温期のみ遮光、遮光は常に遮光、弱は弱光、温度の数字は生長を保つか、害のない最低温度の目安、植は汎用的な植え込材料、コはミズゴケ、バはバーク、石は軽石

長生蘭（セッコク園芸種）2009.3
富貴蘭（フウラン園芸種）2009.5
春蘭
エビネ

あとがき
洋ランには色々な種類があり、花の咲く時期や、丈夫かどうか、寒さに対する抵抗力などが違うので、手元にある種類が何であるか、これから何を手に入れようかを考える際に、注意が必要です。
ホームセンターなどで売られている鉢には種名が付けられていない場合が良くあります。一方蘭園などで入手すると種名は分かりますが、基本的な種類とは限らず、一時的に人気のある無名種のこともあります。ランの本を見ると名前のない鉢は入手してはならないかのように書いてありますが、気楽に他の植物と同じようにランを楽しむには、一概にそうとは言えないでしょう。無名の大量に売られている苗は、一般に丈夫なことが多く、また、少し調べてみると、古典的な名品であることが多いです。
種類を調べようと思って、本を見ると、その本が出た時の一時的な人気種が載せられていることが多く、後から見ると廃れてしまっていることがあります。一方、HPを見るとたまたま作者が持っている種類が載せられていることが多く、調べたい種類や、基本的な種類が分からないことがあります。
そこで、ここでは、なるべく、基本的な種類から始めて、鑑賞や、世話に参考となることが分かるように整理してみたいと思います。
世話する上では、寒さや病気に強いかどうか、観賞上は、花色や花の咲く時期で分けるのが便利と思います。一方分類上は、属名、原種かどうか、親は何かでどんな特性を持っているか、などが重要で、これらは、鑑賞や世話の上での特徴につながります。

洋ラン図鑑

洋ラン

普及種

東洋蘭

和蘭