洋ラン学園(大学院)
フラグミペディウムの始め方・育て方・咲かせ方
単茎種のような複茎種

初めに
花の形はパフィオペディルムに似ていますが、アメリカ大陸産です。
パフィオと違って一般の園芸店で見かけることは稀です。
ネットで調べても基本的な1年を通した生育パターンさえ載っていません。
水を好み夏の暑さに弱く難しい」というのが通説のようです。
しかし最初に入手した鉢は寒さで枯れたような気がするといった具合で良く分かりません。
枯らさないようにして、まずは生長の様子(育ち方)を知ることから始めたいと思います。2014.11.7

 

洋ラン学園表紙
パフィオペディルム


参考
フラグミペディウム属 Phragmipedium
ウィキペディアから転載
は、ラン科植物の分類群の一つ。パフィオペディルム属によく似ている。洋ランとしての略号はPhrag.である。
フラグミペディウム属はラン科の多年草である。アツモリソウ亜科に属し、この亜科に共通する特徴である大きな袋状の唇弁を持つ。特に同じ亜科のパフィオペディルム属とは全体に共通する点が多い。分布は大きく異なり、パフィオペディルム属が東南アジアを中心とする一帯を分布域とするのに対して、この属は中南米に分布する。
洋ランとして栽培される。ただし種数は少なく、花もより地味なものが多いことから、パフィオペディルムほどに重視されてこなかった。交配品種も少数ながら存在する。
特徴
地上性か、岩の上に着生する。茎はごく短く、地上には葉だけが根出状に出る。葉は細長く、中央で二つ折りになって出てくる。花は立ち上がった花茎の上に数輪がつく。花の基部にはよく発達した苞葉がある。花は1つずつ下から順に咲くか、複数がそろって咲く。外花被は大きく開き、側萼片は左右が融合して下に向かう。側花弁は左右に大きく開き、唇弁は壷状か袋状。ずい柱は唇弁の作る袋の口の基部側を覆う。ずい柱の上側先端には仮雄蘂があり、その下側に柱頭、基部の両側下面に雄蘂がある。
これらの特徴はパフィオペディルム属とほぼ共通する。異なる点としては花茎にある苞葉がよく発達すること、子房が三室に分かれることなどがある。また、葉もより細長いものが多い
平行進化
上記のようにこの属とパフィオペディルム属とは近縁であり、また花そのものもよく似ている。ところが、それ以上に興味深い例として、同様の方向の進化が見られる例がある。アツモリソウ亜科のものには、側花弁が長く伸びる形の花が各属に見られる。特にパフィオペディルム属にはパフィオペディルム・サンデリアヌム Paphiopedilum sanderianum という種があり、この種の側花弁は捻れながら垂れ下がって90cmにも達する。これに対して、フラグミペディウム・カウダツム Phragmipedium caudatum もそれと同様に側花弁が垂れ下がって70-80cmにも達する。極めて遠く離れた地で、同じ方向の進化が進んだ一種の平行進化の例として興味深い[4][5]。

フラグミペディウム
フラグミペディウムはパフィオペディラムとよく似た形態をしていますが、自生地がパフィオペディラムのアジアに対してフラグミペディウムは中南米と異なり、生育条件も少し違っています。花は多花性の物が多く、一度に数輪咲くタイプと1輪づつ咲くものがあります。Phrag.besseae(ベッセ)が発見されるまでは比較的地味な印象の属でしたが、この緋赤の花が見つかってから俄然注目されるようになりました。
寒さには強い蘭ですから冬は7℃程度以上の室内で栽培することができます。夏はbesseae(ベッセ)などのように高山性の物で最近の日本の暑さに痛むものもありますので、出来るだけ涼しいところで風通しを良くして育てましょう。
パフィオに比べて水は多めに与えてください。乾かしてしまうと簡単に根がかれてしまいます。常に湿っていてもかまいません。特に暑い季節は毎日新鮮な水をタップリと与えましょう。どうしても乾いてしまう時は鉢皿を敷いて腰水につけても作れます。腰水の中へ根が伸びていくことがあります。腰水にする時は水を比較的頻繁に交換します。
JOGAのHPから転載
フラグミペディウムの育て方
ヤサシイエンゲイから転載させていただきました。
http://www.yasashi.info/hu_00002g.htm
難易度 5(むずかしい)
耐寒性 2(ややよわい)
季節・日常の手入れ ポイント
花茎が伸びてきたら支柱を立てて倒れるのを防ぎます。この植物は軟腐病、褐班病、斑点病などの菌に関係する病気にかかりやすく、軟腐病などは一度かかつてしまうと株元から腐り落ちて復活できなくなってしまいます。殺菌剤などを定期的に散布して予防しましょう。
日当たり・置き場所
春から秋は戸外の雨の当たらない場所が適しています。雨の当たらない場所を選ぶのは、葉の付け根に水が溜まって乾かないままになると、病気で株が傷む恐れがあるからです。強い日射しは苦手なので、春と秋は50%、夏は70%程度の遮光を行います。もともと標高1000mを越す高地に自生するものが多くて、夏の暑さは苦手です。できるだけ風通しのよい涼しい場所に置きましょう。
越冬温度は10℃以上、13℃あれば理想的です。冬は室内の日当たりの良い場所に置きます。
水やり・肥料
川の近くによく自生し、湿り気のある環境を好みます。水ゴケ植えの場合は表面が乾いてきたら水を与えます。砂礫質の土を用いる場合は、受け皿を敷いてそこに水をためて乾かさないように管理します(腰水と言います)。腰水で育てる場合、夏は水が傷みやすいのでこまめにできれば毎日、入れ替えるようにします。腰水は温度の上昇を防ぐ効果もあります。水好きと言っても、停滞したよどんだ水は嫌がるので、その点をよく考えましょう。
肥料は春から秋にかけて、月2回の間隔で薄めの液体肥料を与えます。ただし、真夏は暑さで弱るので、肥料は一端ストップし、秋に再開します。
用土
素焼き鉢を用いる場合は底に多めに軽石を敷いて水ゴケでを用い、プラスチック鉢の場合は日向土の小粒など砂礫質の用土を使います。湿り気を保ちつつ、通気性をよくすることが大切です。
植え替え・植え付け
植え替えの適期は5月頃です。
ふやし方
株分けでふやすことができます。
かかりやすい病害虫
腐敗性の病気にかかることがあります。
まとめ 
湿り気のある環境を好む、乾燥に注意
越冬温度は10℃、できれば13℃
夏は風通しを良くして、でできるだけ涼しく

補足
上には書かれていませんが、下記にあるようにフラグミペディウムは、アンデス山中の、高度600-1700m(Phrag. longifolium)とか1000-1500m(Phrag. besseae)の原産です。従って夏の暑さに弱いと考えられます。またPhrag. lynderianumでは平均気温22℃、雨の冬には最低10-12℃とのことなので冬の寒さにも弱く、乾いた夏には18-28℃だそうです。
湿度は70%と高く、夜には強い霧(dew)が発達。常に涼しい風が空気を強く動かします。酸性のピート気味の土に草の間に強い根を張っています。2016.11.2


2023年
逆さ重ねペットボトル植え、底面吸水、根を観察し育てる

初めに
洋ラン学園では、鉢植えの代わりに、隙間の広いペットボトルに植える方法で、多くの種類を根腐れせずに咲かせています。
それでも根腐れしやすい種類は、逆さ重ねペットボトル植えにすると安全です。
根腐れしやすい代表種のコチョウランやパフィオペディルムは、どちらの方法でも育てられます。
ここでは、パフィオペディルムと近縁で中南米原産のフラグミペディウムの例を示します。
パフィオよりは水を好むとされています。
透明なペットボトルに植えるのは、根の様子が見えるという特長もあります。
洋ランは根を育てればうまく行きます。根の様子を観察していきます。2023/07/09

7月
園芸用の不織布シートと言うのが百均で売られていました。

これを細く切って、二つ折りにして短くしペットボトルの底に入れることにしました。
 
ペットボトル植えにしてあった株の底にはもう根が伸びています。
左、中:鉢A、底に巻いている根が伸びています。 右:鉢B、中ほどから枝根が出ています。
  
不織布の上の方は根鉢の底に包むように沿っています。ペットボトルの口から垂らした不織布は、重ねた受けのペットボトルの水に浸っています。
 
2鉢にそれぞれ新芽が出ました。鉢Bは水切れで葉枯れが多いです。葉長30pを開花候補株の目安にします。新葉が出たら株が元気なしるしと言えるでしょう。07/10

#A





#B






11112221331111122213
1/9葉6,5:348,7:19
6,4:317,6:156,5:316,5:107,6:326,3:25H35,4:1.54,3:25.56.5:277,4:25
6/36:188:2.5高1.56:257:78:177:8.5 1,2枯れ
7:18
1,2枯れ
6:13.5
H4,5:3 1枯れ
4:36
1,2枯れ
6:18
1,2枯れ
7:15

6/306:178:6
6:277:98:177:107:18.56:15H6,6:1.5休み6:0.97:16.5
7/10 4枯れ
6:17.5
8:6
同休み 4枯れ
7:10
8:16.5 7:11
8:1.5
同休み6:15.53腐れ同休み 6:20.5
7:1
7:17.5



























































































表作成 2023/07/10

1月
ペットボトルに移動
鉢#A 根の表面は毛が生えていて一部は先が伸びています。 鉢#B 根は多いですが表面はすべすべに近いです。
   



Phragmipedium Cardinaleフラグミペディウム カーディナル
フラグミペディ ウム・シュリミー(Phrag. schlimii) x フラグミペディウム・セデニィ(Phrag. Sedenii)
高さ20cm程度。冬12-3月に開花。花色は淡いピンク色。
中米から南米北部の1年を通して雨の多い地域 を原産地とするため、水をたいへん好むランです。
大変丈夫でよく繁殖し容易に大株になる
原生地は滝のほとりなど常に水がかかっているような場所、栽培 に当たっては、水を切らさないようにします。特に夏場は腰水したうえに葉の上から水を 撒くほどといいます。
越冬温度は、水やりを少なくすれば7℃でもOKですが、開花中でも あり春からの生育をよくするためには10℃〜12℃を確保して暖かくしたほうが有利です。(yorantaro)
パフィオペディルムと同様でバルブはできず根元がやや厚くなります。
ネットで調べると夏にも咲いています。開花株の葉の枚数はパフィオより多く長いものが8枚程度です。
丈はいずれも33cm程度ですが、これより小さくても咲くかもしれません。
2年に1回咲くと言われています
以前は原種と考えられていましたが、現在は交配種に見直されています。
Phragmipedium Cardinale(=schlimii)‘Wilcox’AM/AOS?フラグミペディウム カーディナル‘ウィルコックス’

2023年
初めに
久しぶりに大きな群生株の有望株が手に入りました。
最初からペットボトル植え、霧吹きで育ててみます。
まず逆さ重ねペットボトル植えにしてから、不織布を入れて底面吸水としました。
7月
不織布を逆さペットから垂らして底面吸水に代えました。

6月
逆さ重ねペットボトル植えに替えました。底に水が溜まらず過湿を避けられるので、さらに安全です。水やりを増やすことができ、根張りが良くなります。

2月
水切れで下の葉が枯れてきました。
ペットボトル植えにしました。

2月


2017-18年





年期

芽季

バルブ期

花芽時

花期

鉢#17-217-3
株入手

親大きさ #1全枯れ丈33cm葉4枚1-24曲がり2-31、3-17曲りx2.4
開花株#2丈33基厚0.8cm葉4枚1-3枯れ1-7切れ2-20+、3-30+、4-33x2.5巻き5-27x3日焼け黒点
開花株#1丈33基厚0.85cm葉6枚1-4枯れ1-17、2-27、3-33曲り、4-35、5-35x3巻き、6-24x2.7巻き

20182018
前年10

11

12

1

2

3

4

5

6

7 #3丈27.5cm基厚0.5cm葉7枚1-2茶色1-2.5,2-7、3-14.5x2.3、4-20.5x2.3、5-20.5x2.5、6-13x2、7-3.5始まり
まだ親株より小さい
#2丈18基厚0.65cm葉7枚1-2茶色1-2,2-3、3-5、4-13x2巻き、5-15x2、6-15x2、7-7始まり
まだ親株より小さい
8

9

10

11

12

1

2

3

4

5



2018年
8月前半
置き場所
乾きやすいので室内に移動しました。


1月前半
ミズゴケ素焼き鉢植えで水不足で葉が枯れたり萎れたり
寒さに弱いとのことで室内に入れたついでに洋ラン学園式鹿沼土浅広底穴鉢薄植えに植え替え

 

鉢#1
 

鉢#2
   

鉢#3
 

2018年↑

2017年↓
12月前半
2017年↑

目次
基本の育て方-洋ラン学園の苗と衣食住の4原則
生長と開花のパターンと条件
最初(冬)に枯らさない方法(幼稚園年少組)
開花株を入手して1年後に咲かせる(小学校)
2年目以降も咲かせる・作落ち対策と大株作り(中学校)
旧版




基本の育て方-洋ラン学園の苗と衣食住の4原則
洋ランは枯れやすく咲きにくいと思われています。寒さに弱く、根が乾燥や過湿で枯れるためです。
洋ラン学園ではこれらを予防し、易しい方法の普及を目指しています。
詳しくはHP冒頭にありますが、要点は下記の通りでどの種類も同じです。入手してからこの方法に慣らしていきます。温室・ミズゴケ・バーク・農薬を使いません。
(1)苗は1年後に開花が期待できる丈夫な種類の大株を入手する。
(2) 植え方(衣)は枯れやすいミズゴケやバークを使わず、東洋蘭で使われている鹿沼土に植える。
(3)置き場所(住)は、冬以外は屋外、冬は屋内で防寒・防霜
(4)水やり(食)は高温期には雨ざらしで生長促進(害虫も駆除)


生長から開花のパターンと開花の条件
シンビジウムやデンドロビウムを初めとする蘭の大半は複茎種で、主にアジアの温帯から熱帯に分布します。セッコクはdンドロビウムの一種です。
複茎種の生長と開花のパターンの基本は、毎年春に開花親株から新しい脇芽が出て、秋までに親株並みに大きく根元が太くバルブになり花芽を出して、冬に咲きます。
亜熱帯や熱帯の原産地では、乾季の終わりに咲いて脇芽が出て、雨季に伸びて根元にバルブを作ります。
日本の冬は乾季、夏は雨季に相当します。

コチョウランやバンダはアジアの主に熱帯産の単茎種です。風蘭はバンダの、名護蘭はコチョウランの一種です。
単茎蘭の生長と開花の基本パターンは、雨季に株の上から新しい葉を出し大きくなって、終わりに古い葉の間から花茎を出して咲きます。
蘭の中で最も根腐れしやすいです。

なお、パフィオペディルムは複茎種ですが、通常は新葉が出るのに時間がかかり、新芽が出始めてから2年以上たって葉の数が8枚前後になると新葉の間からシースをのぞかせて咲くという単茎種に似たパターンです。

新芽はこれまでは夏の終りから秋の初めの8-9月が大半です。11月初めに出たこともあります。


枯れない始め方 「洋ラン幼稚園(年少組)」-鹿沼土重ね着鉢増しとペットボトル植え
ランはもともと木に着生して根は空中に伸びています。
鉢植えにすると根は酸欠や過湿と低温で腐りますが、それが最もひどいのがバンダとコチョウランです。
バーク植えは保水量が小さいので夏に乾燥して枯れやすく、2年以上たつと腐って根腐れし植え替えが必要です。
ミズゴケ植えも、夏は撥水して枯れやすく、冬は過湿で根腐れし、2年以上たつと腐って植え替えが必要です。
洋ラン学園では、鉢から抜いて、一回り広くて浅く底穴の多いポットに移して周りに鹿沼土を入れます。
洋ラン学園では、鉢から抜いて広口の透明容器に移して根の外側をむき出しにするため根腐れが起きません。
根腐れの心配がほぼいらなくなります。2019/09/28

フラグミペディウム・ペアセイ Phragmipedium pearcei

ウィキペディアから転載
フラグミペディウム・ペアセイ Phragmipedium pearcei は、ラン科植物の一つ。この類では比較的小柄な種で、側花弁が垂れ下がる花を複数着ける。
特徴
匍匐茎を持つ多年生草本。葉を根出状につけ、地下に茎を伸ばして集団を作る。
葉は細長くて線形、先端は尖る。斜め上に伸びて先端は緩やかに垂れ下がる。葉は緑色で表には鈍いつやがある。
花茎は葉の中央から伸びる。ほぼ真っ直ぐに立ち上がり、高さは20-30cmほど。細かい毛を持ち、途中には複数の包がある。花は花茎の先端にあり、数花をつけ、下から順に開花する。蕾は始め上を向き、やがて下に曲がり、俯いてから開花する。花の基部には尖った包があり、花茎はごく短いが、長い子房がある。
花は幅狭く縦長で、長さ7cm程度。全体に淡く褐色を帯びた緑色。背萼片は狭卵形で先端が尖り、やや前に垂れ、多数の褐色を帯びた縦線がある。側萼片は左右合一して真弁の後ろにあり、幅広い卵形で、やはり縦線がある。側花弁は細長く、ねじれながら垂れ下がる。またその基部の上縁に少々の、下面のずい柱に近い部分に多くの褐色の毛が生える。唇弁は袋状で、その縁は内側に折れ込み、袋部には淡い縦線があり、口周の折れ込み部分には緑と褐色の斑点が並ぶ。ずい柱は下を向き、その縁には密に褐色の毛がある。
分布と生育環境
南アメリカ、エクアドルやペルーなどのアンデス山脈域に分布。渓流沿いの岩の上や隙間に生える。
利用
洋ランとして栽培されることがある。栽培下では丈夫で繁殖しやすい。また日本では主に夏咲き[1]。

Phragmipedium pearcei(フラグミペディウム ペアセイ)
忍者ツールズさんから転載させていただきました。
エクアドルとペルーのアンデス山脈東斜面の高所に分布し、沢沿いの湿った岩壁や大岩の隙間に生えています。
長さ20〜30cmの細い葉を数枚束生します。花茎は高さ30cmほどになり、まれに枝分かれすることもあります。花は径7cmほどで、1花ずつ次々と咲かせます。よじれながら垂れ下がるペタル(花弁)は緑褐色と紅褐色の筋があり、袋状になったリップ(唇弁)は緑色で赤褐色や緑褐色の斑紋と筋が入ります。セパル(萼片)は白地に緑褐色の筋が入っています。
栽培は、比較的簡単です。湿度が高く直射日光が当たらない明るい場所で管理します。夏はできるだけ涼しいところに置き、冬は最低気温10度以上の場所で管理します。水を好むので年中乾かさないようにします。植え替えは排水と保水がよい用土(例えばミズゴケ単用)を用い、花の後に行います。増殖は植え替え時に株分けをします。

みんなの趣味の園芸から転載させていただきました。
エクアドル原産の小型の原種草勢が強く、新芽をどんどん出して育つ強健種。主に夏に花芽を伸ばし、小型の緑茶色の花を咲かせる。
2016年版から転載
苗作り
2020年1月
ペアセイの未開花株を入手しました。
混合培養土に植わっているので植え替えはしません。

2021年↓
2月
ペットボトルに引っ越し
混合培養土に植わっています。内側に根が伸びています。
寒さに遭わせて葉が枯れ
根腐れはありませんが、古根は乾燥気味です。
ペットボトルに入れます。ミズゴケを隙間に
  


  


2020年↓
これまで
小さい開花株は10-15cmの葉が5枚、基厚0.55cm
大きい開花株は葉長35cmと大きな開きがあります。
新しい株は中間の25cmです。

7月末半
新芽が出てきました。2つです。


7月後半
長い梅雨で回復し、元気に伸び新葉が出ています。


小さい鉢で水切れで葉が枯れました。

年月日草丈高株幅基厚葉12345678910

#120/01/11
33
16.3x0.818.5x0.915x0.717x0.723x0.610x0.5






6/27





17x0.7525x0.618.5x0.72.5





7/17







20.5x0.655.5x0.55





8/19



































































































#117/170.50.3













7/3110.3













8/191.20.35













9/71.5














9/291.5















































#220/01/11
15
1.226x0.411x0.65-1.5






6/27
15


6x0.411x0.65-1.52.5





7/17
11





4.5x0.555x0.50.5























































2020年↑

2019年10月
ペアセイの開花株を入手しました。
日本では主に夏咲だそうです。
前回よりもずっと小さいです。
これまで冬に寒さで枯らしているので、今年は早くからパフィオと一緒に室内に入れています。
バーク植えを重ね着鉢増し
 

鉢#1
2020年↓
2020年↑

2019年↓
開花株は10-15cmの葉が5枚、基厚0.55cm

12月前半
子株と孫株の新葉が伸びています

重ね着鉢増し。

年月日草丈高株幅基厚葉12345678910

花茎花梗花数
#119/10/1011270.552.513cx0.615cx0.6513.5cx0.6513.5cx0.6210cx0.55





173.5
1+5cm












































#210/1011170.551.844.5cx0.68cx0.678cx0.5512cx0.5510cx0.654.5x0.45









11/19
200.55






4x0.8









12/12

0.85x0.55





13.8x0.655.8x0.45









12/29









6x0.5









1/11






1114.5x0.514x0.66.5x0.5






























#319/10/10 3.5
押し曲げ
4.2
0.511.522x0.43x0.552.5








夏芽

11/1954.3






2.5










12/12
5





3.53.7x0.45










12/29








3.5x0.45









201/11








3.7x0.4
































表記録開始 2019/10/10

ペアセイ Phragmipedium pearcei

2016年新苗の経過
葉長が35cmを越すとても大きな3株立ちです。
11月いっぱいは軒下でも少し生長しています
年月日草丈高株幅
基厚葉12345678910

#左16/10/1439.8
1.70.6528.5x130x1.134x1.136x1.0523.5x1.17






11/140
1.20.7


36.5x1.65V24.5x1.18x0.9V






12/13






3725.59x0.6V





#中19/10/1438
1.30.6521x1V25x1.224.7x0.9V33x0.95V14







11/138
1.050.65

35.3x134.3x1.016x0.8V







12/1338




35.5x135.5x1.2v16x0.7V
























#右19/10/1441.5
1.40.7539.5x1.140.5x1.136x1.2V26x1V2







11/141.5
1.10.73
41.2x1.136x1.226.5x1V2







12/1341.5




36.5x1.1中黒点26.2x12.2茶

























表作成 2019/10/10
12月前半
高温種と思いながら、12月半ば近くまで深軒下に置いていました。最低温度は零下のこともありました。慌てて屋内土間に入れました。葉先が茶色になっています。
新しい方の2-3枚の葉はわずかに伸び続けています。
  

11月前半
新しい方の2枚ほどの葉は伸び続けています。

10月前半入手
若株で未開花で3本立です。
草丈最高41cm葉長最長40cm枚数6枚まで、上の説明と比べると大きめです。


蕾付き株を咲かせる「洋ラン幼稚園 年長組」
大抵の洋ランは2週間ほど咲くと終わってしまいます。
1年の大半は枯れないように世話をするだけです。
コチョウランは花の持ちが良く1か月以上持ちます。その上、花茎の先が伸びて蕾が出てきて、新しい花が咲きます。
従って数か月花を楽しむことができます。さらに花が終わっても花茎を残しておくと半年前後で枝が出てきて咲くことがあります。
エピデンドラムの花茎は枝が出てきます。
デンファレは半年後に同じところから花茎が出てきます。
ミニカアトレアの多くは半年型で、開花株に次の脇芽がついていて時にはすでにシースや蕾が出ています。しばらく元気に育てていると次の花が咲きます。


開花株を入手して1年後に咲かせる(小学校)
洋ラン学園では、どの種類も「開花株を入手して1年後に咲かせる」を目標にして実例を示しています。
1年目は親株が大きいので最も咲かせやすいです。
以下は種類を問わない世話の内容です
(1) 冬に入手することが多いので、室内で最低温度10℃を保つ
(2) ミズゴケ植えの苗は幅広容器に移す
(3) 春になったら最低気温10℃以上で屋外の半日陰(直射日光では日焼けして枯れる)、軒下(雨ざらしでは一部の種類がかび病で枯れる)に置く
(4) ミズゴケ植えとバーク植え共に根腐れと枯れの原因なので、一回り広い浅鉢に移し、隙間に鹿沼土を入れる(重ね着鉢増し)
(5) 同時に緩効性の化成肥料粒を表面にばらまく
(6) 梅雨入り前後から雨ざらし・半日陰において、水を切らさないようにする。
(7) 夏から初秋までは、日焼けと水切れに注意し新しい脇芽を開花親と同じ高さを目指して伸ばす。
(8) 最低気温が20℃を下回ったら(10月から)病気になりやすい種類は軒下などで雨除けする
(9) 最低気温が10℃を下回ったら(11月後半から)、新株は暖かい陽だまりなどで保温する
(10) 最低気温が5℃を下回ったら(12月から)屋内に移動する。
一般に秋に花茎が出て冬に咲きます。

フラグミペディウム ハートウェギー Phrag.hartwegii (=Phrag.longifolium var.hartwegii)

Phragmipedium 属:エクアドルの標高1000〜1300mの地に産する。植物体はロンギフォリウムlongifoliumに比べて小型。葉は6〜7枚つき、狭線形、長さ30〜35cm。花茎は直立し、長さ約25cm。
花は2〜5個つけ、1花ずつ開花し、淡黄緑色に紅色の脈が入る。花径7〜8cm。花弁は斜め下方へ伸び、捩じれは少なく、ほぼ1回転。花粉塊は粘質。開花期は秋から冬

2021年
2月
ペットボトルに引っ越し。
バーク植え
透明ポットの中で根が伸びています。
根鉢をなるべく壊さないように鉢から抜いて、ペットボトルに移します。


2020年
12月
寒さに遭わせたため、開花株の芯や葉先などが冷害で枯れました。

10月
開花株を入手しました。両脇から芽が出ています。



2年目以降も咲かせる・作落ち対策と大株作り(中学校)
温室育ちに比べて家庭では温度が低めなので新しい脇芽は親株より小さくなることが多いです。
新芽が早く出て親株が大きいほど新芽は大きくなります。
従って2年目以降は作落ちすることが多く咲きにくくなる傾向があります。
また種類によっては親株が小さいと新芽が出ないことすらあります。
一方年々新芽が出ていれば次第に大株になり、丈夫になります。
また株が屋外作りに慣れてきて耐寒性も増してきます。
野生の株が木の枝などに沿って大きく広がって咲くのに似てきて品評会で見るような群開も夢ではありません。





2014年
フラグミペディウム・ノアルモント
Phragmipedium Noirmont, Phrag. Memoria Dick Clements x Phrag. longifolium
Phrag. Memoria Dick Clements, Phrag. sargentianum x Phrag. besseae  (1992) by Edwards
Phragmipedium Noirmont is a hybrid between Memoria Dick Clements and longifoilum. Because the warmer growing Phrag. longifolium and sargentianum are two of the species used (the other is besseae) in this hybrid the plant has a lot of warmth tolerance. These are robust plants with strong flower spikes (when blooming) that yield several flowers 3 to 4 inches in size. It is easy to grow and flower.
Low to medium from 750 to 1500 foot-candles. East windows are ideal or South or West windows with shear curtains to reduce strong-hot sunlight.
During the warmer summer months the plants pot can be stood in a saucer of water ? to 1 inch deep. Allow the saucer to become dry and then water the plant flushing the mix well and re-fill the saucer.
Orchid Webから転載

Phragmipedium longifolium
http://orchids.wikia.com/wiki/Phragmipedium_longifolium
DescriptionEdit
Plant usually blooms mostly during the fall with seven successive 20 cm wide flowers.
DistributionEdit
Plants are found growing from Mexico to Peru at elevations of 600 to 1700 meters
CultureEdit
Plants grow in warm areas with bright indirect sunlight. Plants should be watered with clean water and keep potting media wet. Plants can tolerate lots of water as long as media remains fresh. Plants are sensitive to salts. Keep fertilizers to a minimum as plants are light feeders. Plant in a mix with good air circulation. Plants can be grown in a mix of sphagnum moss, charcoal and perlite or medium fir bark with perlite.

Phragmipedium Memoria Dick Clements (besseae 'June' X sargentianum ' Pyrope')
www.orchids.it
Another remake of one of the best and most popular besseae hybrids. Mem. Dick Clements has many form and color varitaions, as you can see from the images on this site. The first one we bloomed from this cross is pictured here. Note the quite dark red coloring with deep rose overtones, and the wide petals with silky texture. These plants are very vigorous growers, which tend to have quite stiff and substantive leaves, and so far none have shown the annoying besseae trait of sending out long "runners" when new growth emerges.
他に色々な個体があります。

Phragmipedium lindleyanum var. sargentianum (Rolfe)Gruss
in Orchid Digest 67(4): 228, 2003.
http://phragweb.slipperaceae.info/phragmipedium/species/display_species_phrag.asp?phrag_id=270
Basionym :
Selenipedium sargentianum Rolfe in The Orchid Review 1: 239, 1893.
Type :
Synonyms :
Cypripedium sargentianum (Rolfe)Kraenzl. in Orch. Gen. et Spec. 1: 38, 1901.
Paphiopedilum sargentianum (Rolfe)Hallier in Ann. Jard. Bot. Buitenzorg 14: 46, 1897.
Phragmipedium sargentianum (Rolfe)Rolfe in The Orchid Review 8: 337, fig. 47, 1900.
Phragmopedilum sargentianum (Rolfe)Pfitzer in Engler, Botanische Jahrbucher 25: 527, 1898.
Varieties :
Etymology : This species is named after Professor C.S. Sargent, who was the Director of the Harvard University Arboretum and publisher of the magazine Garden and Florist.
Description
Plant : A terrestrial growing plant with short, but strong roots.
Leaves : This species has long-linear leaves which can grow up to 30-60 cm long and about 3-6 cm wide.
Inflorescence : This can grow up to 1,5 m in height.
Flower : The opening of the lip is roundish-square. The shape of the staminode is almost square.
Habitat : The plants can be found at height's of 800 to 1500 meter on the east facing sloops in small, boggy, open places in the forests or on the with grass overgrown sandbanks along small streams. They grow on bright to semi-shaded places, protected by the overhanging trees. The average temperature is about 22 °C, were the temperatures during the rainy winters are as low as 10-12 °C and in the dry summers as high as 18-28 °C. The relative humidity of the air is 70%, and there is a strong build-up of dew during the night. A constant light cool breeze creates a relative strong movement of the air. The plants grow with their strong roots in the acidic peat like soil in between the grasses.
Distribution : Brazil, in the mountainous inland of the State of Pernambuco, on steep slopes in the mountains west of Sao Caetano and in the Serra do Uruba. More recently Roberto Takase and Marcos Campacci found Phrag. sargentianum growing on a granite slope in the State of Alagoas.
Flowering season : October until March. A plant can be in flower for as long as three months.
Chromosomes : 2n = 22 (Karasawa, 1980).
History : This species was imported into England in 1892 by the firm Messrs. Sander's Ltd. in St. Albans. There it bloomed for the first time in that same year. In 1893 Rolfe described the plant in Orchid Review as Selenipedium sargentianum. In 1896 he moved it into the present genus Phragmipedium.

暑さに強いとされています。
2014年
11月前半
若葉が伸び続け、秋新葉が出てきました。
鉢#1

 

鉢#2


9月前半
新葉の伸び
鉢#1
 
鉢#2

8月前半
新芽の伸び。
鉢#1
丈13.5葉7枚7-6cm

鉢#2
夏新芽小2本。#2丈3.5x0.8葉6枚4-2cm、6-1.5cm。#11丈3x0.8葉7枚6-2cm、7-0.7cm。

6月末
蕾付き株を入手





フラグミペディウム セデニー Phragmipedium Sedenii (Phragmipedium schlimii × Phragmipedium longifolium)

フラグミペディウムは株や花の形状がパフィオペディラムによく似たランですが、原産地が異なり、またその性質も異なります。中米から南米北部の1年を通して雨の多い地域を原産地とするため、水をたいへん好むランです。左右に広がる葉を6〜8枚つけ、その中央から花芽を伸ばして開花します。
株や花のサイズは種類によりかなり差があり、ミニ洋ランに含められる大きさから株幅が80cm以上にもなる大型種もあります。通常1花茎に複数の花をつけますが、一度にたくさんの花を咲かせることはなく、1輪から2輪ずつ開花します。また花が新鮮なうちにぽろっと落ちることもあります。これはフラグミペディウムの特徴ですから心配はいりません。地味な色彩の花が多いのですが、最近はオレンジ色から赤系の鮮やかな色もふえてきています。
一般の園芸店ではあまり販売されませんから洋ラン専門店で探してみましょう。

色は紅色を帯びるが、花色は淡く優しい雰囲気のある花。花形も整っていて性質も丈夫。
This is a terrestrial/lithophyte/epiphyte found from Mexico to Peru, Bolivia and Brazil. It is a cross between Phragmipedium longifolium and Phragmipedium schlimii. It is an intermediate grower that requires moderate shade and humidity. It can be grown in a pot with a well draining epiphyte mix, as it must be watered all the time to make up for its lack of pseudobulbs. The inflorescences bear many flowers that open in succession.

2014年苗
2014年
11月前半
秋新芽の出続き
大きくて細い脇芽があります。
 
9月前半
開花株入手
2株立ちです。
草丈42cm、葉9枚、花茎長さ26cm花幅8cm






 
2011年苗
右図の交配種のカルルム似、ロンギフォリウム種とセデニィ種を種間交雑(longifolium x sedenii)した園芸品種、セデニィ種も種間交雑種(longifolium x schlimii)

2012年
寒さに弱いようで、冬に、他の種類と同じに世話していましたが枯れてしまいました。

2011年
11月初
花後入手


8月末
開花株を入手
  


フラグミペディウム図鑑

ベッセアエ、Phrag. besseae

wikipedia
Phragmipedium besseae (Pronunciation:fraig-mi-PEE-dee-um BESS-ee-ay) is an orchid species of the genus Phragmipedium. It is a terrestrial orchid native to the wet montane forests on the eastern slope of the Andes in Colombia, Ecuador, and Peru.[1]
Description[edit]
It has 13?30 cm long, 2?5 cm wide, dull green, keeled leaves. The inflorescence is 1-6 flowered, opening sequentially, up to 50 cm long, brown, pilose. It has flowers 6?9 cm wide, 11?2 to 21?2" (4 to 6.5 cm), pouch with translucent windows. Phragmipedium besseae is also known to produce long rhizomes.[

http://orchids.wikia.com/wiki/Phragmipedium_besseae
Plant usually blooms from winter to spring with two to four up to 6.5 cm wide flowers.
DistributionEdit
Plants are found growing in rocks near running water in the wet montane forest of Colombia, Ecuador and Peru at 1000 to 1500 meters
CultureEdit
Plants grow in intermediate to warm areas with bright indirect sunlight. Plants should be watered with clean water and keep potting media wet. Plants can tolerate lots of water as long as media remains fresh. Plants are sensitive to salts. Keep fertilizers to a minimum as plants are light feeders. Plant in a mix with good air circulation. Plants can be grown in a mix of sphagnum moss, charcoal and perlite or medium fir bark with perlite.


Phragmipedium richteri





Phragmipedium pearcei (Charmer X Jungle Craze) Z8175 (Orchid Zone BS PLANTS)
Orchid web
Intro:
Phragmipedium pearcei is native to Peru and Ecuador and can be found growing near the edges of streams at intermediate altitudes. The plants have a sedge-like grassy appearance. The flowers are 3 inches in size and are borne on spikes 10 to 12 inches in height. The flowers open one at a time and the spikes can bloom for several months. New spikes often develop as the old ones mature making this nearly a perpetual blooming plant. This plant is easy to grow and is more tolerant of heat than other Phrags. This particular batch, which was seed grown has very tight compact growths without the long rhizomes that some varieties have.
Light:
Low to medium from 800 to 2500 foot candles. East windows or artificial light culture are ideal for this plant.
P.L. Lights systems are a great way to provide artificial light to your orchids. See our P.L. Lights page for more information on this great product we offer.
Humidity:
50% or higher is ideal. The use of humidity trays or room humidifiers is beneficial.
We offer two products that can help increase humidity levels. The humidity tray offered in black or white, and the Mist Maker.
Water:
It is best to use rainwater, distilled or reverse osmosis water. Municipal water with a pH of 7.5 or lower can also be used. Water when the mix approaches dryness. This plant grows near edges of streams. This means they are constantly getting flooded during the wet season. Often times the plants are submerged under the fast moving water for hours at a time during heavy rains. Summer time temps require more frequent water applications for the best culture.
Overwatering can cause several problems such as root rot and infectious bacteria/fungus in the potting medium. One product we offer that can help these problems if caught at an early stage is Phyton 27 bactericide and fungicide.
Fertilizer:
We highly recommend using Green Jungle Orchid Food, especially formulated to work with rain, distilled, reverse osmosis water or water low in alkalinity. Fertilize with Green Jungle every time you water if plants are planted in bark. Be sure to flush the mix with clear water only once per month to prevent fertilizer salt build up.
Or use GrowMore 20-10-20 Ureafree for municipal or well water. Use at the rate of ? teaspoon per gallon. If using GrowMore with rain, distilled, or reverse osmosis water, add back in 5 - 10% municipal or well water to supply the necessary calcium and magnesium. Fertilize every other watering in the summer and every third watering in the winter.
Flowering:
This plant can flower at anytime of year but generally starts it’s spikes in the late spring or early summer. The spikes produce flowers sequentially one after the other for a period of several months. The flowers are about 3 inches in size and are colored in green, white and light tan with chocolate eyebrows at the top of the staminode.
Repotting:
Repot in early spring or early fall after the heat of summer is past. Use a small grade bark mix or coco husks. Some growers have excellent luck with New Zealand sphagnum moss as a potting medium. These plants can be divided once the plant develops 8 or more growths. We have found it best to wait and let the plant become a real specimen. We have some plants in our nursery with over 100 growths in large bowls filled with the grass like leaves. The flowering is fantastic.
We offer several different types of potting medium. Here are direct links to what we believe to be some of the best potting mediums available for orchids: Orchids Limited bark mix, New Zealand sphagnum moss, coco husk, coco peat, sponge rock, charcoal, tree fern fiber and cork slabs for epiphytic plants.


フラグミペディウム シリミーPhrag.schlimii エクアドル、ペルー
Phragmipedium Cardinale(=schlimii)‘Wilcox’AM/AOS?フラグミペディウム カーディナル‘ウィルコックス’、現在は交配種に見直されています。
高さ20cm程度。冬12-3月に開花。花色は淡いピンク色。
大変丈夫でよく繁殖し容易に大株になる
越冬温度は、水やりを少なくすれば7℃でもOKですが、開花中でも あり春からの生育をよくするためには10℃〜12℃を確保して暖かくしたほうが有利です。(yorantaro)
This was awarded as a Phrag schlimii about 100 years ago. Most likely it is not a species but a Phrag Cardinale. Still the name holds.


2019/10/10 改訂版・公開
2016.10.8 新株入手

11.8 図鑑や交配追加
11.7 検索「フラグミペディウム」15位以内、「フラグミペディウムの育て方」10位以内
8.15 古苗の経過記録作成
2014.6.29 ノアルモントの蕾付き株入手


冬に冷害に遭い枯れる、パフィオより寒さに弱そう
2012.11.8 ファイル開始
2011.8.27 セデニー?開花株入手