洋ラン学園
分校
前書き
洋ラン学園の目的は「できるだけ多くの人にランを枯らさず咲かせて楽しんでもらうこと」です。
HPと講習会などで、「ペットボトル植え、鹿沼土植えを特徴とする洋ラン学園式」を紹介してきました。
洋ラン学園ではこれまで多くの方にを試していただいてきました。
中でも二人の方に方法を発展させていただきました。
この度それを分校(1),(2)として紹介させていただくことにしました。
また、カトレアやコチョウラン、シンビジウムなどについてはそれぞれ何人の方が試して下さっています。
さらに今回新たに、「分校」として
多くの種類を試していただけることになりました。
そこで新たなページを設けて色々な種類の生長の記録を紹介します。
初めにグループの一覧表を載せて
各グループの栽培例を紹介していきます。「分」
2025/07/24
旧分校一覧
2025/07/26転載
初めに
洋ランの栽培書は全て専門家の自作自演でしょう。またHPの多くは栽培書に書かれた方法でも枯れなくなった経験者・少数の成功者の記録でしょう。実際には多くの人がその陰で苦労しています。このHPでは、ここで紹介している易しくて失敗しにくい方法「初めて(小学校)」から、「蕾を咲かせる(大学)」までを、実際に未経験やこれまでうまく育たなかった人にやっていただいて、経過をご紹介したいと思います。また、その際に良くある質問にお答えしたいと思います。
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周年室内
職場冷暖房 |
周年室内
低温家庭 | 室内/屋外 |
周年屋外
都心 |
1 | シンビジウム |
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| 大学 | 中学 |
2 | デンドロ・ノビル | 小学校 | 幼稚園 | 大学 |
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| デンドロ下垂種 |
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| 大学 |
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3 |
カトレヤ
原種系 |
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| 大学 |
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| ミニカトレア |
小学校
中学
高校 | 幼稚園 |
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4 | コチョウラン |
小学校
中学 |
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| ミディー・コチョウラン |
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| ミニコチョウラン |
小学校
中学 |
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5 | パフィオペディルム |
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6 | オンシジウム |
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| マクレラナラ |
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| ビーララ |
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| ミニオンシジウム |
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| ミニオンシ低温性 |
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7 | エピデンドラム |
中学
高校 | 幼稚園 |
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8 |
ジゴペタラム
ジゴニシア |
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9 | セロジネ |
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| 大学 |
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10 | ミニバンダ |
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11 | デンファレ |
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| フォーミディブル |
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12 | キンギアナム |
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| 都心洋ラン |
| 大明石斛 |
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13 | ミニバンダ |
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14 | グラマトフィラム |
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15 | デンドロキラム |
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16 | マキシラリア |
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一 | 石斛 |
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二 | 風蘭・名護蘭 |
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三 | 春蘭 |
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| 都心和蘭 |
四 | エビネ |
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| 都心和蘭 |
五 | 報才蘭 |
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| 駿河蘭 |
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a | ミルトニア・スペクタビリス |
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| ミルトニア低温種 |
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b | リカステ |
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c | オドントグロッサム | 小学校 |
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d | ソフロニティス |
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e | マスデバリア |
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分校(1)コチョウラン小学校・病院
逆さ重ねペットボトル植え方式
ペットボトル植えを検討しているころに、逆さ重ねペットボトル植えを始めて下さいました。
大学の研究室の南向きの窓際です。周年冷暖房です。
球根の水栽培に使われている重ねペットボトル植えを洋ランに応用しました。
ミズゴケはいつもほぼ湿っていますが、余分な水は下に流れるので、空気がいくらかは行って酸欠にならないようです。
重ね植えで根腐れの心配がなく、冷暖房で寒さの心配がないため、どんどん咲きます。
どの種類のどの株も伸びて、花が咲いています。

デンドロビウムなど デンドロビウムの開花

デンドロビウムの開花 水やりは蛇口からペットボトルに注ぐだけです。

エピデンドラムの開花 水は十分にあるので、高芽の気根はほったらかしです。花の終わった花茎も伸びてまたr咲きます。

ジゴニシア・ムラサキコマチの開花
事後ぺ手ラムの仲間で、咲きやすいですが寒さにやや弱いようです。

コチョウラン 水切れしないので花茎がどんどん伸びたり、新しく出て、咲きます。

ミニカトレア 右の株は左側の脇芽からシースが2個出ています。
コチョウラン小学校・病院
ミニコチョウラン 2011.2月から
ミニカトレア2012.3月から
デンドロビウム 2012.3月から
オドントグロッサム 2012.4月から
エピデンドラム 2012.7月から
ジゴペタラム 2012.7月から
白中輪 原種のアマビリス 黄肌色に赤み筋
はじめに
これまで、職場で色々な花を楽しんでいますが、初めてコチョウランの世話をすることになりました。1年経ったら思いがけず花が咲き始めました。暖かくて環境が良いらしいので、入院患者が続々増えています。2012年3月
分校・病院発足
洋ラン学園のやり方にも慣れて、新葉やシースがでてきて、入院患者にも新葉やシースが出るようになりました。そこで、まだ日は浅いのですが、合格生のノートから、分校へ昇格することになりました。学園のペットボトルをもとにしていますが、ペットボトルの上の方を逆さにしてミズゴケで植え、安定のために底の方に載せて、上からやった水は根元に残らず底にたまる、方式にしました。根腐れの心配が要らないので、むき出しの根や新根をこまめにミズゴケで覆うようにしています。 この部屋は日当たりがよく暖かいため調子が良いので、3月から他の部屋で元気のなくなった鉢を預かって回復させています。だから他の合格生さんの病院も兼ねています。 2012年7月
(まえがき)
趣味の園芸のやり方では、コチョウランは大抵根腐れしてしまいます。もともと根腐れしていることも多いのです。
隙間の広いペットボトルに移し替える21世紀のやり方なら初めてでも安全です。特に、職場などで、南向きの窓の広い暖かい部屋で育てると、元気に育ち花をつけるようです。元気な葉が何枚もあるのが理想です。ただし直射日光に少しでも当てると日焼けしてしまいます。暖かい部屋なら根腐れの心配はなく、むしろ水切れが心配になります。家庭で部屋が寒い場合は生長も開花も思わしくないことがあります。(学園長のことば)
2013年
はじめに
昨年はエピデンドラムとジゴペタラムを追加しましたが、どちらも順調で、年の終り近くから新年にかけて数か月から1年で二度目の花が咲き職場の窓辺は花盛りになっています。
そこで「洋ラン楽園」に改名しました。
特にエピデンドラムは大小の脇芽の先から花茎が伸びて咲いています。
またジゴペタラムは夏に入手した開花株の根元から新芽が出て、一鉢目は秋に開花し、二鉢目の蕾がようやく大きくなってきました。
ミニコチョウランとデンドロビウムもまた咲いています。
ミニカトレアだけが新芽は出るのに咲くところまで行かないので今年は咲かせたいです。
また他にどんな種類が咲かせられるようになるのか楽しみです。
新しいカレンダーを作ることにします。(3月)
13年3月半ば
色々咲いています。
また新しい株を引き受けました。
一つは、ミニコチョウランが元気で新しい花茎が伸びています。
もう一つは、ミニコチョウランがむき出しで苔玉になっています。昨年夏から高校に行っていました。この部屋より寒いところではこの方が乾きが良く根腐れ防止になっていたと思われます。
面白いのでこのまま育ててみます。
の様子
コチョウラン
アマビリス
アマビリスは、最初に育て始めたランです。2回目の新しい花茎も咲き、花は最初からのと一緒に沢山になっています。左の写真の中央が2年前からある最初の花茎、左は1年前の花茎です。右の写真は右側に見える今年の2本も出た新しい花茎です。3代が一緒に咲き、繁栄しています。

根も元気で、株元からは気根が出て先に小さな根冠が緑色になっています。右の写真の下の方には鉢の中から顔を出した根の先にも緑の根冠が見えます。
高校に行っていた「
コケ玉植え」を引き取りました。ちょうどペットボトルが無かったので苔玉にしたものです。
ミズゴケ植えの根鉢を、少し新しいミズゴケを足して包み、銅線で縛ってあります。根は元気で緑色で、所々に顔を出しています。
カトレア
元気で新芽が出ています。花は残念ながらまだ咲きません。写真は一部で、左がスイートシュガー、右がフェアリーランド・ポポです。
デンドロビウム
昨年株分けした物を含めて、伸びた新芽は親に比べてすごく太かったです。花が咲いています。太い開花新株の根元から新芽が出始めています。
エピデンドラム
3色の3株の寄せ植えを昨年春に勝って夏?に植え替えたものが、相次いで咲き始めました。
赤花の株は元気いっぱいで高芽からが主です。黄色の方は下から伸びている新芽に咲いているようです。
エピデンドラムも、洋ラン学園式の、「
洋ランは水を切らさなければ咲く」の通りのようです。

これが、買ってきて間がない時の様子です(2012年3月末)。エピデンドラムは慣れない内は翌年咲かせるのは難しいらしいですが、水切れして育ちが不十分だからではないでしょうか。
ジゴペタラム
ジゴニシアのムラサキコマチの2鉢目の紫色の花が咲いています。
秋に、バーク植えを鉢から抜いて、「洋ラン楽園式」のペットボトルに移しました。根は根鉢のままで「
外側はむき出し」ですが元気です。
まとめのカレンダー
| 4 ミニコチョウラン | 3 ミニカトレア | 2 デンドロビウム | 7 エピデンドラム | 8 ジゴペタラム |
12 |
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11 |
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10 |
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9 |
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8 |
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7 |
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6 |
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5 |
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4 |
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3下旬 |
アマビリス 下旬開花中
1株は花茎が伸びました。 | 同下 |
大株、中株開花中11輪、新芽なし
小株,蕾
同下 |
大株桃花,開花中
中株黄花、開花中
小株?色蕾 |
2鉢目開花中、3輪
1鉢目新芽伸び |
3半ば |
アマビリス
中旬開花中、葉7枚新葉は16.5x6.8cm
新花茎25,17cm、根元の気根3.5cm根冠、表面も
他に数株受け入れ
1株は花茎が出ました。 |
スイートシュガー,バルブ11シース6.5cm,2個,枯れ
フェアリ-ランド・ポポ,バルブ6本,根健康
不明大,バルブ9本,シース後,新芽1.5cm
不明中,バルブ小さ目8本,新芽3.5cm
水不足かシースが枯れます |
大株,26x0.8cm,葉1枚,25x1.2,1枚,26x1.4cm,7枚蕾5段新芽1.5cm
中株,25x1.3+8cm,17x0.7cm,22x1.8cm7日開花花11輪、新芽なし
小株,6,27,19x0.7,7枚,20x1.2cm7枚,蕾4段x3,新芽4cm葉2枚
分け株,14,24cm,葉付き未熟株4,14cm,新芽1cmなど |
大株桃花,花茎2本上旬蕾
中株黄花2本目上旬開花,3本目蕾
小株?花上旬蕾見え始め |
2鉢目新芽草丈36,基太さ1.6cm中旬花茎25cm蕾3cmx3
1鉢目花後株丈5cmバルブ見え始め太さ1.5x5cm,新芽3.5cm |
2 |
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13年1月 |
アマビリス
1.29 古花茎の枝が開花8,5,3輪、3年続けて |
| 15 中株に蕾 | 中株黄花1.8高芽から花茎伸び1.29開花始まり | 2鉢目にも新芽・花茎 |
2012年のまとめ |
アマビリス
12.4旧花茎に枝各1,2本
11.29新花茎2本
入院株は1鉢枯れ |
| カトレヤ幼稚園で1年屋外で育て蕾が付いたのを受け入れ | 大株桃花11.27高芽先端伸び始め |
11.20,1鉢目開花
10月花茎
7月開花株の根元に新芽 |
開始年月 |
11年2月
原種白花中型アマビリスなど | 12年3月ミニカトレア二季咲など |
12年3月(4鉢)
当歳咲の改良品種 |
12年7月
各色寄せ鉢分解3色 |
12年7月
属間交配種ジゴニシアのムラサキコマチ |
2012年
逆さ重ねペットボトル植え
6月ごろに、他の植物をテレビで見たのをきっかけに、2段式ペットボトル植えを始めてみました。
一つ試してみたらうまく行ったので増えてしまいました。
テレビで見た植物は、花ではなく、野菜かグリーンだったような気がします。
もしかしたら、水栽培でなく、土を使っていたかもしれません。
10月?
まとめのカレンダー
種類も数も増えたので毎月の様子をまとめて書くことにしました。
赤は開花、桃は蕾、青は新芽、緑は新葉、茶は新根、黄は病気(株の受け入れ)
| ミニコチョウラン | ミニカトレア | デンドロビウム | エピデンドラム | ジゴペタラム |
| オドントグロッサム |
12 |
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11 |
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10 |
アマビリスの3枚目の葉はcmに大きくなりました。
葉の間から新根が伸び
咲いた花茎は半分まで枯れ込み、新しい花茎はまだ
入院株は |
スイートシュガーの二つのシースが大きくなっています
フェアリーランド・フリースピリットは回復して新芽
入院不明種は元気
入院中の不明小型種をペットボトルに植え替え |
古株の葉が黄葉
寄せ鉢を2つに鉢分け
1鉢転出 |
高芽と新芽の伸び
寄せ鉢を3つに鉢分け |
新芽の基から花茎が伸び
窮屈 |
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枯れました
やはりクール・オーキッドは難しい |
9 |
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8 |
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7 |
アマビリス今年2枚目の葉、
黄桃花種同様、7枚
黄赤筋種転出 |
スイート・シュガー、シース3cm、シース1.5cm、分岐株からは複数の新芽が出るので、咲きやすくなります。新芽に双葉、新芽2本
後入院株バルブ6本+新芽
小鉢萎れ株受け入れ |
新芽長くて太い・高芽を外す、
新芽長くて細い、新芽やや小さい
| 花の終った株を受け入れ |
開花株をゲットしたので
二重ペットボトル植えに植え替え
開花株の基に新芽あり
有望株 |
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古葉がやや黄変、新芽は少し生長、カイガラムシ流水を当てて駆除
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6 |
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5 | アマヒ゛リス開花中/先端に蕾 |
新芽・新根
ミズゴケで巻きます
| 開花中 |
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| さらに新芽 |
4 |
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| 咲き始め |
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| 新芽付株受け入れ |
3 |
アマヒ゛リス咲き始め
黄唇赤種根腐れ株受け入れ
黄赤筋小輪種始め | 根腐れ株受け入れ(黄唇赤スイートシュガー(フェアリーランド'ポポ'とフリースピリット(淡黄)) | 蕾付株受け入れ |
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2 |
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2012.1 |
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12 |
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11 |
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10 | 花茎の出始め |
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9 |
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8 |
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7 |
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6 |
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5 |
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4 |
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3 |
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2011.2 | アマビリス開花株 |
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10月23日
ミニカトレア
スイートシュガーの2本の並んだ新芽から、同じくらいのシースが並んで伸びています。
フェアリー・ランド'ポポ'やフリー・スピリットなど、同時に入院してきた株は萎れていたのが元気になって新芽も新根も出ていますが、まだシースはありません。
後から入院してきた小さな鉢植えの乾きすぎたミニカトレアは、腰水にしていたら元気になり、新芽が伸びてきました。ペットボトルに植え替えたいと思います。
ミニコチョウラン
アマビリス、今年になって、もう3枚目の葉が大きくなりはじめました。
大葉種、下葉は枯れましたが、新葉が伸びています。
エピデンドラム
新芽が伸び、高芽も伸びています。ずっと陶器鉢に植えたままだったので、ペットボトルに植え替えることにしました。
花色の異なる小鉢が三つ寄せ鉢になって、ミズゴケが被せてありました。根は余り元気がなく新根は出ていません。
ジゴペタラム
期待した新芽から花茎が伸びて10cm余りになり、
蕾ができています。
有望株と期待した通りです。ペットランのレパートリーが増えました。
デンドロビウム・ノビル系
新芽の大きいものは親株と同じ高さで、太さは親を越えています。小さな新芽もあります。
葉の少なくなった古い開花株(一昨年の芽?)は黄葉が進んでいます。新しい開花株(昨年の芽?)の葉は元気です。
大株を株分けしようとしたら、2鉢の寄せ鉢で、簡単に分かれました。
オドントグロッサム
枯れてしまいました。厚さに弱いと言われていますが、やはり他のランより難しいようです。只でよいから持って行ってくれと言われて、始めてみましたが、うまく行きませんでした。
7月30日
分校と病院の発足
新入生
分校になって初めての新人、ジゴペタラムの開花株が来ました。紫の珍しい色です。ミニカトレアと同じように年に2回芽が出るそうで、2回咲けばよいと思います。
開花株の花茎の反対側に新芽が出ています。これから蕾が出るかもしれない
有望株です。
それから、エピデンドラムの花の終わった株の転地療養を引き受けます。水切れさせなければつぼみが出てくるかもしれないそうです。

咲いていた時の様子
生長
コチョウランは、早くも2枚目の新葉が出始めた株があります。花茎の先に新しい蕾ができ始めた株もあります。
ミニカトレアは、新芽が伸びて、中にはシースが大きくなり始めている株もあります。また次の新芽が出始めているものもあります。
デンドロビウムは、新芽が親に近い高さまで伸び、何本かは太くなっています。
入・退院
ミニカトレア小鉢、コチョウランの元気のない株が入院してきました。ミニカトレアは鉢が小さくバーク植えで乾きすぎのようです。

ミニカトレア小鉢元気のよかった頃
ミニカトレアのシースが出た株や、黄花赤筋小輪のミニコチョウランの花が終わって新しい蕾が出始めた鉢が
交換で出て行きました。
6月 日
コチョウラン/アマビリスの花は終わりましたが、新しい葉が大きくなっています。
ミニカトレアやデンドロビウムの新芽も大きくなっています。
5月30日
どの鉢も、新芽や新根が出て元気になってきました。「全体に乾き気味、もう根腐れの心配は殆どないので野菜の積りで水やりしたら、新根が出たらミズゴケで覆って吸水を助け、液体肥料が好きなら、2週毎ぐらいに基底の倍に薄めて水やり代わりにやれば良い」とのことです。
ミニコチョウラン、アマビリスは、新しく大きくなった蕾が咲いています。他の2株はまだ元気になりません。
ミニカトレア、どれも開花株の根元から、新しい芽が出て、根も出ています。ミズゴケで覆うことにします。うまくいくと半年ごとに新芽が出て咲くそうです。
デンドロビウム、花の付いた2株は咲き続けています。咲かなかった株は花芽が葉芽になっていますが、脇から新芽が出て気根が長くなってきました。なるべく大きくしてから降ろすと良いそうです。
オドントグロッサム、親株や開花株や、前から出ている大きくなった新芽は休眠状態ですが、新芽が一つ出てきました。
ミニカトレアの葉がしわだらけになったのを受け入れました。
ミニカトレアの根腐れ株の手術
ミズゴケ植えで、家庭で温度が低いためか、根腐れしている株を受け入れました。根腐れしていると、まず乾かさなくてはと思いますが、根元を湿らせて、新根を出させる必要があるそうです。1鉢の方は、実際、暖かくなって元から新根が出始めています。両方とも根元にミズゴケを被せました。
4月24日 デンドロビウムの開花
入院して一月余りで、デンドロビウムのつぼみが一斉に開きました。2鉢あって、もう一株はまだ蕾ですが大きいです。
4月17日
3月下旬に受け入れたデンドロビウムの鉢には、1センチぐらいの小さな緑色のつぼみがついていたのですが、
そのつぼみが倍ぐらいに大きくなり、先端が色づき始めました。
10日に落葉してしまったカトレアに関しては、水やりをストップしていたのですが、まだ水分が多いようなので、入っていたプラスチック鉢から株を抜いて、少し空気にふれさせてみることにしました。

デンドロビウムの花芽、入院前のものです
4月10日
3月下旬に受け入れしたカトレア(?)の鉢の一つの、黄色く変化していた葉の全てが、落葉してしまいました。根の部分も茶色くなっており、水分が抜けきっていないようです。
4月上旬入院患者の受け入れ、
ミニコチョウラン(最初のアマビリスの兄弟株)、
ミニカトレア、フリースピリット(純黄)開花直後、フェアリー・ランド'ポポ'(薄黄桃唇黄)、スイートシュガー(黄唇赤)、下は開花例
デンドロビウム、新芽咲タイプ蕾付、寄せ鉢と、ミニカトレアとの寄せ植え
3月下旬(3)入院患者の受け入れ
コチョウラン
職場の別の部屋で、窓から遠いところにあったからでしょうか、花が萎れ、蕾が枯れたそうです。また世話を始めて1月にしかなりませんが、炭疽素病というやっかいな伝染病らしくなっているそうです。これは育て方の問題ではなく、買った苗にすでに病気があったためだそうです。
暖かいところに越すと良いということで、入院を受け入れることにしました。また、緊急手術で病気の部分を切り落としました。
家庭で育てられて元気のなくなった鉢も一緒に受け入れることになりました。寒いためのようです。

咲いていた時の様子、黄桃色で唇弁は赤

は元気がありません、部屋の奥で日光不足のため? 根へ緑色で元気で、ミズゴケも新しいです。でもカビが?

小さい斑点は冬に買うと見られることがあります。致命傷になる炭疽病の斑点 切除します。
交配種、不明
3月下旬(2)二人目
とてもうまくいっているということで、2株目がやってきました。前の白い花は、代表種の原種でアマビリスです。
新しい方は花は少し小さくて黄色に赤味の筋が入っています。種名は分かりませんがネットで札に書かれていた蘭園などを見たりすると下のようなことが載っていました。
花茎が2本あり、明るい緑色の葉は支柱に挟まって窮屈そうに上に伸びています。小さな透明ポットにミズゴケで植えられ、陶器の鉢に入っています。早速1株目と同じにペットボトルに引っ越しました。
水やりはこれまでの株は、ミズゴケに少しずつ注ぐ感じでしたが、ペットボトルに水を溜めてミズゴケを濡らしてから余分の水を捨てるやりかたに変えます。また、肥料をやっても良いそうなので、他の花に上げている粒状の肥料をミズゴケの表面にばらまくことにしました。

'マイ・リトル・チーカ' 学名 Phalaenopsis Brother Pico Striper 'My Little Chica' (交配種は大文字で始まります、マイ・リトル・チーカというのは同じ種類の中の兄弟の「個体名」です、ブラザーというのは有名な農場で、2000年に登録された新しい種類です)
2012年3月下旬(1)
新葉を良く見ると横に筋が入っていて、少しずつ大きくなってきたことが分かります。
花茎の枝と、新しい花茎と、両方とも一斉に咲き始めました。
2012年
株の根元から、知らない内に新しい花茎が出て長くなっています。
2011年夏か秋
花は終りましたが、花茎の途中から枝が出てきました。枝より先を切り取りました。
2011年2月 下旬
職場に初めてのコチョウランがやってきました。白い花です。原種のアマビリスだそうです。写真は別の兄弟株です。
アマビリス 学名 Phalaenopsis amabilis (原種は小文字で始まります)
2013.3.12 洋ラン楽園と改称、2013年版カレンダー
7月26日 コチョウラン小学校・病院として独立、コチョウランに新葉が出続け、ミニカトレヤにシースが出続け、デンドロビウムの高芽取り、オドントグロッサムのカイガラムシ除去
5月 ミニカトレア、オドントグロッサムに新芽、デンドロビウムに高芽が伸びました
4月 デンドロビウムの開花
3月下旬から4月上旬、他の場所で低温のため弱っていた苗の受け入れ
2012.3.27 掲載開始
2011.2月 ミニコチョウラン・アマビリスの世話を始めました

大阪分分校
洋ラン女子大
エピデンドラム(・ミニカトレア・ミニコチョウラン)
初めに
2012年2月 花の咲いたコチョウランを世話してみることにしました。バーク植えです。ペットボトルに移してあります。
置き場所:鉄筋ビル、北向き窓際
植え方:ペットボトル
水やり:鉢が軽くなったら(ミズゴケ植えは湿り気味、バーク植えは乾き気味)
10月
エピデンドラムの花は早くに終わったのですが、苗は元気で、新芽も一つ伸びています。また根元からは新しい白い根が出ています。
水やりは乾いたと思ったら蛇口から水を根の上まで入れ、しばらく置いたら余分な水を流し出す方法です。
5月
北に面した窓の窓際に置いています。
カトレヤもエピデンドラムも鉢が軽くなったら水をやっています。
エピデンドラムはずっと咲き続け、蕾も出続けています。それが普通かと思ったら、他の人のは大抵すぐに花が終ったそうです。乾かないのが良いようです。
花茎が乾き気味なのが気になります。
ミニカトレアは乾き気味のせいか、葉がしわだらけなので、「小学校・病院」に入院させてもらうことにしました。
前に入院したコチョウランを見舞いに行ったら、元気になって、葉は青々とし、小さかった中心の葉が大きくなっているようです。花茎の先端には蕾があるようです。
4月
オレンジの花がたくさん付いた鉢が来ました。エピデンドラムというそうです。ミズゴケに植わっています。ペットボトルに移してあります。
3月
部屋の中の方で、日の当たらないところに置いていましたが、元気がないので、近くの部屋に、引っ越し、入院しました。
代わりに花の咲いたカトレヤが来ました。バーク植えです。コチョウランの植わっていた一回り大きい透明のポリエチレンのポットに移しました。
2012年2月
花の咲いたコチョウランを世話してみることにしました。バーク植えです。ペットボトルに移してあります。
4 エピデンドラム開始
3 ミニカトレア開始
2012.2 ミニコチョウラン開始
カトレヤ幼稚園年少組(家庭でのエピデンドラム・ミニカトレア、デンドロビウム、ミニコチョウランなど)

エピデンドラムの二番花 ミニカトレア フリー?スピリット?

ミニカトレア・フェアリーランド・ポポ デンドロビウム・フォーミディブル

デンドロビウム:屋外から室内に、蕾 右:暖かい職場で開花
2012年3月
職場の暖かい部屋で、コチョウランが満開です。それに比べると、我が家のミニカトレア・コチョウランたちは元気が足りません。そこでエピデンドラム以外は、職場に持っていくことにしました。
ミニカトレアは、ペットボトルが小さくて隙間が足りないために乾きが悪いようです。
代わりに昨年も良く咲いたエピデンドラムの新しい鉢を追加しました。
花はこれまで庭の露地植えでしか育てていませんが、洋ランは易しいと勧められて、試してみることにしました。
2011年2月22日
2012年
3月
昨年5月末から、窓際の木漏れ日で育ててきたデンドロビウムの茎に芽が出ています。大きさ6cmのポットに窮屈に植わったままですが、茎が太くなったものに花芽(蕾)がついているようです。家から職場に持っていくことにしました。

1月
ミニカトレアの新芽が伸びて、蕾が少しずつ大きくなっていると思ったら開き始めました。2鉢あり、バーク植えです。

2011年
苗
ミニカトレア
スイートシュガーというのと、フェアリーランドというかわいらしい名前のなど、ミニカトレアを咲かせられるそうです。
スイートシュガーは黄色で中心が赤の花で、花が終わっていますが、脇から芽が長く伸びていて、先にあるのは蕾の入ったシースだそうです。もっと伸びたら咲くそうです。
フェアリーランドは薄いクリーム色の花が2つ咲いています。まだ芽がありませんが、花芽が出やすいそうです。
チェリーソングアルバという種類は花がありませんが、真っ白だそうです。どれも、新芽が伸びると季節に関係なく咲くそうで、年に2回咲くことが多いので、うまくいけば半年以内に咲くかも知れません。

左から、花の終わったスイートシュガー、開花中のフェアリーランド・ポポと、ペットボトルに引越してあるチェリーソング・アルバ

花の写真の例、左:スイートシュガー、右:フェアリーランド・ポポ

チェリーソングアルバは、もうペットボトルに引っ越してあるのを引き継がせていただきました(中央です)
ミニコチョウラン
あこがれのコチョウランも、ペットボトルでは簡単に育てられて咲くそうです。やや大きい(ミディー)白花で、代表的な種類のアマビリスらしいです。

エピデンドラム
聞いたことも見たこともないランです。花はなく何色なのかも分かりません。、上の方はからからに乾いていますが、表面の根だけは少し緑色です。細い茎が何本も出て藪のようになっていて、3本は花が咲いた跡があり、そのうちの1本は先が房のようになっていて、今は元気がなく少し茶色みがかった所もあるくらいですが、これから暖かくなるにつれて元気になって伸びて花になるのだそうです。他の3本は先が緑色に輝いていて、蕾があるらしいです。元気だと、どんどん花の咲いた茎から枝が出て咲き続けるそうです。
もう一つ、大きくて開花中の株が運よく手に入ったので一緒に育ててみます。

花つきの大株 エピデンドラムの花の例
エピデンドラムの育て方と咲かせ方
デンドロビウム・フォーミディブル
五月の連休明けに白くてとても豪華な花が沢山咲いた株に出会いました。デンドロビウム・フォーミディブルの「竜馬」という有名な種類だそうです。うまくいくと、今年中にまた花が咲くらしいです。茎がとても太くて、一本の方は根元から芽が出ています。

フォーミディブルの育て方と咲かせ方
最初の世話−だぶだぶのペットボトルへ引っ越し
洋ランが根腐れするのは鉢の中が見えないために、湿っているうちに水やりするからだそうです。チェリーソングアルバがもうしてあるように、ペットボトルに移せば良いらしいですが、特に、これまでの鉢より広くすると、隙間があいて乾きが良くなるので余計に根腐れしにくくなるそうです。ペットボトルを用意して、ハサミで鉢より深めに切り取って、ミニカトレアを鉢からそっと抜いて、移しました。エピデンドラムの方は、鉢が小さく上の方の根がむき出しになっているので、家にあるミズゴケを被せてやることにしました。
鉢替えのレシピ
材料
苗、花は咲いていることは勿論ですが、元気で、できれば次の脇芽が伸びている物
植わっている鉢と同じくらいの径の透明容器・ペットボトル、発泡スチロールの板(納豆パックのふた)、
道具
カッターナイフ、はさみ、ピンセット、名札
下ごしらえ
ペットボトルを、鉢と同じくらいの高さのところで、カッターナイフかはさみで切ります
(できればペットボトルの底にカッターナイフで水を抜く穴を開けます。底近くに、水蒸気を逃がすために大きさ1cm位の三角の穴を4か所位開けます。初めはなくても大丈夫です。
発泡スチロールの板を、容器の底より少し小さい円形に切り取る。容器の底に敷く。これもなくても大丈夫です。)
手順
鉢から苗をそっと抜きます、根鉢になっています
そのまま容器にそっと入れます
終り、名札を立ててやります

左:鉢から抜いた処、左横に大きく伸びている明るい緑色に輝いているのが新芽。
右:根鉢、モスバークという杉の皮の繊維に植えられていて、根は白っぽく元気です。水やりしたので湿っています。

左:一回り大きく、周りに隙間のあるペットボトルに引っ越した処。名札が付いています。
右:新芽の葉の元に少し見えるのは蕾の鞘(シース)。右の茎や古い葉の裏にはカイガラムシが沢山ついているので、柔らかい歯ブラシなどで落とす必要があるそうです。
水やりのレシピ
中を見て、植え込み材料が乾いてきたり、根が白かったら、水をやります。
ペットボトルを蛇口に近付けて、根元から、植え込み材料に染み込むように水を入れます。
鉢が乾ききっていると、なかなか水を吸いません。
底に水が溜まったら、傾けて水を捨てます。
数日経ったら繰り返します。乾き切っていた鉢がだんだん水を吸うようになります。
置き場所のレシピ
寒い間は南向きの部屋の日当たりのよく日中暖かい窓辺で、カーテン越しの日に当てるのが理想です。窓に近すぎると、夜冷えるので、離しておきます。
3月27日
一月余り経ちました。洋ランは初めてですが、無事に春を迎えすくすくと育っています。コチョウランは咲いていた花がずっと開いています(上の写真は今日撮りました)。


上左:前からペットボトル植えのカトレア・チェリー・ソング・アルバ、鉢がきつく、乾きが遅いので、青い藻が生えています。
上右:スイートシュガー、元気で、シースが大きくなっています。
下:エピデンドラムの開花大株、花は終りましたが、花茎が伸びています。
4月12日
ミニカトレア、エピデンドラム、ミディ-コチョウランを始めてからもう一月半経ちました。
コチョウランは豪華に咲き続けています。エピデンドラムは咲いていた花はほとんど終ってしまいましたが、花茎の先や枝の蕾が少しずつ大きくなっています。
どちらも、花が咲き続けるので窓辺が華やかになり感激です。


4月18日
エピデンドラムの花の固まりの先端の新しい蕾が大きくなってきました。写真の蕾の右に見える新芽の先はこれから蕾になるかも知れません。根元にある短い株の葉の間に見えるのは新葉が出始めたようです(右写真)。その上に見える古い株の根元には新しい脇芽が出始めています。

5月16日
ミニカトレアのスィート・シュガーのシースがとても大きくなってきました。だぶだぶのペットボトルに引っ越した効果はてきめんのようです。前の写真と比べると根元がとても太くなっていることが分かります。初めてでミニカトレアが咲きそうだなんて、夢みたいです。
エピデンドラムは相変わらず咲き続けています。少し淋しいときもありましたがもう2カ月近くになります。

コチョウランは白いのが3月から咲き続けていますが、さらに黄色が3株加わってにぎやかです。これからの暖かい季節は根腐れしにくいとのことなので、鉢に入ったままです。

デンドロビウム・フォーミディブルも仲間入りしました。

5月下旬
デンドロビウム・ノビル系
一月位玄関で育ててから、木漏れ日の下に移しました。
7月12日
初めての夏ですが、どの蘭も、すくすくと伸び続けています。
ミニカトレアのスイート・シュガーのシースは黄色くなってしまいました。水が足りなかったのかもしれません。でも、蕾はまだ出ていないので咲く可能性はあるそうです。さらに根元から大きな芽と小さな芽が出ています。

フェアリー・ランド'ポポ'は、大きな芽と小さな芽がどんどん伸びています。 チェリー・ソング’アルバ’も芽がどんどん伸びています。

エピデンドラムの花はお休みしていますが、次の蕾ができているかもしれません。まだ咲いたことのない若い新芽がどんどん伸びて親を抜き、葉を出しています。

デンドロビウム・フォーミディブルも根元の新芽が伸びています。

2012.3 コチョウランやミニカトレア、デンドロビウムを職場へ、エピデンドラムの開花株を追加
5.12 デンドロビウム・フォーミディブル、ミニコチョウラン黄色開始
2011年2月 ミニカトレア、エピデンドラム、ミディーコチョウラン
2010年11月 カトレヤ

東京分校

分校(2)周年室内栽培
職場で一緒に試していただいてから、ご自宅で種類を増やして、いずれも満開にされました。セロジネは分校(4)に引き継がれています。

東京分校(2)
洋ランをこれまでの方法で育ててうまく行かなかった方々が、洋ラン学園方式で花が咲きました。
丈夫で花の咲きやすい洋ランの代表種を、洋ラン学園方式などで育てておられます。
本校でできない世話を実践
分校(4) 洋ランフラワー・アートスクール
草団子の母note(外部)
食卓が花盛り・根のある一輪挿し
洋ランガーデニング・ベランダで一年中花が夢
2025/07/24 分校3,4開始で分校シリーズとして編集
東京分校、分校2開始
2010年 大阪分校開始